こんにちは!
葛飾区の母子生活支援施設あゆみ苑です。
今日の担当は個別対応職員の片野です🌷
10月6日(金)に施設内で職員研修【AED講習会】を実施しました。
職員各自が事前学習を行って、当日の研修に臨みました。
事前学習資料👉東京消防庁〈電子学習〉〈~普通救命講習~〉
みなさんも是非挑戦して見て下さい
当日。まずは座学です
私個人が座学で印象に残ったのは、主に3つでした。
救急車到着までの救命処置の重要性と必要性→心臓や呼吸が止まってから10分を経過すると、命が助かる可能性が急激に
少なくなる。救急車が要請を受けてから現場に到着するまでの平均時間は、東京都内で7~8分。
救急車到着までの空白の7~8分間が傷病者の生命を大きく左右することになる
市民による心肺蘇生の割合は63.7%。市民による心肺蘇生が実施された場合の1ヵ月後の社会復帰率は、実施しなかった場合より1.8倍高い
小児が突然死する原因には主に大けが、溺水、窒息などの「不慮の事故」があげられる。事故予防のためには小児から目を離さないことが重要。しかしどんなに目を離さないようにしても、事故を起こしてしまうことがある。以下のような具体的な予防策も併せて行う
大けがのうち、最も多く小児が亡くなっているのが交通事故である。自転車に乗るときはヘルメット着用を心がける。
溺水は、小児だけで水遊びをしているほんのわずかな時間に多く発生している。乳幼児は深さ数cmの水でも溺れてしまうため、小児がいる家庭では浴槽に水を溜めたままにしない、浴室に小児が一人で入れないように工夫する。
窒息を予防するため、小児の手が届くところに口に入る小さな物を置かないようにする。
次は実技です
真剣に「心肺蘇生の方法」を学んでいます
周囲の状況確認
反応の有無確認
大声で応援を呼び、119番通報とAEDの搬送を依頼する
呼吸の有無確認
~の後「心肺蘇生」を行います。
次に「AED(自動体外式除細動器)」の使用方法の説明を受け、講師の方に実際に人形を使って心肺蘇生のお手本を見せて
いただきました。
AEDの使用方法で、まず最初に行うことは「電源を入れること」。
電源さえ入れれば音声メッセージにより指示が得られるので、後は音声メッセージに従うだけです。
最後に職員が交代でAEDと心肺蘇生の実技を行いました。
みんな真剣です
心肺蘇生は救急車が到着するまでの間続ける必要があります。実際体験してみると、一人で続けるにはかなりの体力と気力が必要になると学びました
「実際に傷病者が目の前にいたらすぐに行動できる?」「いざその状況に居合わせたら怖くなって勇気が出ないかも」との意見も出ました。
講師の方より「勇気を持って行動して下さい」「法律でもバイスタンダー(その場に居合わせた人)が善意で実施した行為(応急手当)に関して、責任を問われることはないと考えられています」と教えていただきました。
このお言葉を大切に、これからも定期的な講習を行い緊急時に対応できる力を職員一同身に着けていこうと思います
お読みいただきありがとうございました
片野