こんにちは
葛飾区の母子生活支援施設あゆみ苑です!
今日の担当は少年指導員の二瓶と保育士の佐々木です
今月は、
あゆみ苑の資機材(防災用品)を使用して
利用者さんへの食事の配給を想定した実地訓練をおこないました
地震や水害等でライフラインが途絶えてしまった場合、
水や食べものの確保が難しくなりますよね。
あゆみ苑ではそんなときのために水や非常食を常備しています
ですが、よくある防災食品は冷たいものや乾いたものばかり。
そこで、いざというときにこそ
「温かい食べ物を食べてもらいたい…」
そうだ、パスタをつくってみよう!!!
ということで試しに作ってみることに。
用意したもの
◎あゆみ苑の資機材
・寸胴鍋
・ガスコンロ(野外用)
◎パスタ3種類
・スパゲッティ(1.6mm)
・フェットチーネ(平たい麺)
・ペンネ(かなり太め)
◎お湯を入れるだけで作れるレトルト食品
・マジックパスタ
・ドライカレー
・五目ご飯
を用意しました。
(レトルト食品3種は現在あゆみ苑で常備されているものです。
作り方のおさらいと味見を兼ねてつくりました)
1,ガスを開けて火をつける
2,寸胴鍋の半分(20L)ほどの水を入れて火にかける
3,お湯を沸かしている間にパスタを準備
【アイラップ】という熱に強いポリ袋を使い、
・パスタ 80g
・塩 一つまみ
・オリーブオイル 大さじ1
・水 250ml
を入れ、空気が入らないように袋の口を結びます。
空気が入っていると、お鍋の中に入れたときに膨張して浮いてしまいます。
↓レシピはこちらを参考にさせていただきました↓
4,沸騰したらパウチにお湯をいれる
マジックパスタはお湯を入れてから3分、ご飯系は10分で完成です。
5,鍋にポリ袋パスタを入れる
<A>30分ほど水に浸けておいたパスタと
<B>ポリ袋に入れたばかりのパスタを同時に入れてみました。
(<A><B>の違いによる仕上がりについては「9、実食」にてご紹介します)
スパゲッティは10分、フェットチーネは20分弱、
ペンネは20分強でお湯から上げました。
ポリ袋に入れてゆでるので、パスタソースも同時に温めることができます
お湯の再利用ができるので、災害時に大事な水を無駄遣いしなくて済みますね
6,袋のパスタをザルにあけてお湯を切る
ポリ袋がとても熱くなっているので軍手必須です!
8,水を切ったパスタを紙皿に移し、パスタソースと和える
紙皿にラップを巻くと、繰り返し使うことができます
9,実食
当日出勤していた職員みんなで味見大会
「ちょっと固い!」
「これはおいしいけど、こっちはパスタとソースが合わない気がする」
「水につけておいた方のパスタはもちもちしてて美味しい」
などいろいろな感想が
実際、水に30分つけておいたパスタのほうが
①茹で時間が少なく済むので提供するまでの時間短縮につながる。
②ガスの節約になる
③なによりもおいしい
とわかったので、私も自宅でやってみようかな
という気持ちになりました
まとめ
今回色々なパスタソースを使ってみましたが、
人気だったのはキューピーのツナマヨとたらこ、きのこバター醤油でした!
特にツナマヨは施設長太鼓判
お子さんも大好きな味ですよね
マジックパスタや五目御飯は手間がかからないのでとても良いなと思いました
パスタソース自体は賞味期限があまり長くない(1年弱)のですが、
こまめな賞味期限管理を前提に、備蓄する方向で考えています
ポリ袋にパスタを入れるのは簡単なので
お子さんもお手伝いできそうですね
おうちでもぜひ作ってみてください
二瓶&佐々木