こんにちは
葛飾区の母子生活支援施設あゆみ苑です。
今日の担当は少年指導員の二瓶です
皆さんは子どもの頃、夏休みに何をしていましたか?
セミやカブトムシの虫捕りで木登りをしていたという方も多いのでは(?)と思います。
今回は、そんな木登りにまつわる研究をご紹介
タイトルにある通り「木登りで記憶力が上がる」という驚きの結果!!
※ここで言う記憶力というのはワーキングメモリのことで、「作業記憶」とも呼ばれているものです。
(ワーキングメモリ・・・情報を一時的に覚えて利用する能力のこと)
この結果はアメリカのノースフロリダ大学研究チームが発表したものでして、どういった実験だったのかをここで手短にご紹介↓
・実験参加者を3つのグループに分ける。
①新しい情報を学んでもらう ②ヨガをしてもらう ③木登りをしてもらう ・その後、ワーキングメモリのテストを行う。 ・③の木登りをしたグループは、①の新しい情報を学んだグループと②のヨガをしてもらったグループに比べてワーキングメモリが50%(1.5倍)上がった。 |
ワーキングメモリは、集中力や感情コントロールとも関連していると言われており非常に重要な能力なのです。
木登りだけで50%(1.5倍)も上がるのなら親子そろってやるしかないですね!
とはいえ「木登りは危なそう…」「大人が木登りはちょっと…」といった感じはしますよね
しかし、ご安心を!
こちらの研究には続きがございまして、木登りでなくても固有受容性(固有受容覚)の高い運動であれば良いということです。(なんだか難しい言葉ですね…)
固有受容性とは「自分の身体の位置・動作・力加減を感じる感覚」ということだそう。
木登りでいうと「今、右手でこの枝をつかんでいる。右足と左足はここにあって踏ん張っている。次は左手を出してあの枝をつかもう」といった具合ですね。
個人的にはフィールドアスレチックなんて良さそうだなと思っておりますが、ネットでは昨今流行ってきたボルダリングを例として挙げている方が多いですね。
暑い時期に室内でできるボルダリングは確かに良さそう
ちなみに、葛飾区にはこんな施設もありますよ👇👇👇
ぜひ、親子でチャレンジしてみてください!!
さて、今回は「木登りで記憶力が上がる!!」との内容を書かせていただきましたが、いかがだったでしょうか?
別のコラムでは夏の定番、水遊びをテーマに
をご紹介していますので、合わせてどうぞお読みください!
では、今回はこの辺で失礼いたします。最後までお読みいただきありがとうございました
二瓶