このたび令和7年4月1日付で母子生活支援施設「あゆみ苑」の施設長に就任いたしました、樽󠄀野智哉でございます。
まず初めに、これまで「あゆみ苑」を支えてこられた歴代の施設長をはじめ、職員の皆さま、そして地域の皆さまの多大なるご尽力に心より感謝申し上げます。
「あゆみ苑」は、母子家庭の親子が安心して安全に生活を営むことのできる場を提供し、親子の生活の安定や自立をサポートするという、大変重要な役割を担っております。
私自身、このような意義深い施設の運営に携わる機会をいただき、大変身の引き締まる思いでおります。
現代社会では、家庭環境や経済的な事情から生きづらさを抱える方々が増加しており、児童福祉施設への期待はますます高まっております。
その中で「あゆみ苑」が果たすべき使命は、単なる住居提供にとどまらず、利用者さまお一人おひとりが新たな一歩を踏み出せるよう包括的なサポートを行うことだと考えております。
今度とも母子家庭のお母さま方が安心して就労できる環境づくりや、お子さまたちが健やかに成長できるサポート体制の充実に努めてまいります。
職員一同利用者さまの声に耳を傾け、そのニーズに応じた柔軟かつ迅速な対応を心がけてまいります。
また、「あゆみ苑」が地域社会と連携しながら運営されていることも大きな強みです。
区役所や関係機関との連携をさらに強化し、地域全体で誰もが支え合える温かな環境づくりを目指していきたいと考えております。
私自身も誠心誠意努力し、「あゆみ苑」を地域に愛される施設へと発展させていく所存です。
末筆になりますが、「あゆみ苑」を利用される皆さま、地域の皆さま、そして関係機関の皆さま、引き続き温かいご支援とご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
令和7年4月1日
社会福祉法人大龍会
母子生活支援施設あゆみ苑
施設長 樽󠄀野智哉